フーテン学会員の独り言@歓喜の中の大歓喜編

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カテゴリ:恋愛四季(小説)( 5 )


恋愛四季(自作小説)~ 秋 ~ ①

恋愛四季(春)へ
恋愛四季(夏)へ

恋愛四季-秋-


真菜が亡くなってしばらく経つ。それでも太一はなかなか現実感が持てずにいる。ひとつ言えることは電話もメールも来なくなった。

葬式には出た。写真まで飾ってあるというのにまるで他人の葬式に出てるように感じられた。そんなだから涙さえ出なかった。
真菜の望み通り飾ってある写真を笑顔で見た。そのまま携帯の留守録を再生し耳に充てる。

「・・・ありがとう・・・」

笑顔のまま涙が溢れ落ちる。いや泣いてない、真菜と話してたように笑っているぞ!


母なる海は多くの生命を育んできた。天に帰る人の心を永遠に残すまでに。

この物語は人の心を復元したらどうなるかを小説にしたものである。

真菜という長年の恋人を失い機械的に仕事をしている毎日。肉親を失ったような失望感でいた。


‐フィクションであり名称など実在するものとは関係ありません‐


記憶の断片


幼かったあの日に聞いた

追いつけない追いかけっこ

あなたは忘れたみたい

今は私が追いかけてる

私は遠い記憶の断片 作りかけのパズル

ずっと見守ってるよ



今は私が追いかけてる

思いが今になって巡るのはなぜ?

あなたばかり思うのね

遠い国の私なのに

あなたは遠い記憶の断片 二人のパズル

ずっと見守ってるよ


作詞‐太ちゃん

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by taicyan0402e | 2014-01-19 11:54 | 恋愛四季(小説) | Comments(6)

恋愛四季(自作小説)~ 夏 ~ ②

恋愛四季(春)へ
恋愛四季(秋)へ

「まなぁ、こっちこっちぃ」

「あゆみちゃんまってよ~」

二人は大学で知り合い仲良くなった。夏休みで旅行のために飛行機に乗っている。

「当機は間もなく離陸します」とアナウンスが入る。

「真菜ちゃん、着いたらなにする?」

「とりあえず食事しない?あのホテル評判いいのよ」

「そうね。腹ごしらえしてから泳ごっか(笑)」

「うん」

などと話しながら飛行機は動き出した。いよいよ離陸になる。

「・・・・」
真菜は窓の外をぼんやり見ている。彼と行きたかったな、そう思う。

「ねぇ真菜ちゃん」

「なぁに?」

「ボーイハントもしよう!」

「え」

「ひと夏の体験・・いいじゃない(笑)」

「あたしはやめとく」

「ありゃまぁ一途なのね」

「そういうんじゃないけど」

「う~ん、かわいいわぁ♪彼氏から取っちゃお~」とあゆみがキスする真似をした。

「ちょ、やめてよ」

「あはっ」
「あたしもこの夏は彼氏つくるぞ~」


楽しく話しているとふいに「お飲み物は?」とスチュワーデスが声をかけてきた。

「あたしはコーヒーで」

「紅茶を頂けます?」

スチュワーデスが「かしこまりました」といいかけた時、いきなり大きな振動が起き機体が揺れた。弾みでスチュワーデスが転ぶ。機内は大騒ぎとなりパニックになりかけている。

「死ぬんだわ・・」
真菜は直感した。

どうやら機体は下降していってるようで窓から見える雲がゆっくり上に行ってる。

「死ぬかも」とだけ太一にメールした。返事はなかなか来ない。仕事中だから見てないのかもしれない。揺れは無くなったがずっと降下中でアナウンスも無い。あゆみは恐怖からか真菜の手を強く握りしめ震えている。

「当機は海に不時着します。ベルトをしっかりお締めになり衝撃に備えてください」とようやくアナウンスがあった。これで機内は完全にパニックになった。

真菜は何を思ったのかノートパソコンと携帯を繋ぎ、データを携帯に移していた。数分の時間がスローモーションのように長く感じる。

「ピー・・」

転送が終わると太一の携帯にメールでデータを送った。

「これでいいわ」



メールの後に電話したが太一は出ない。海面まであとどれくらいの時間だろう。仕方ないのでメールにする。が、何を話したらいいやら文字が打てない。

窓を覗き込むと下に海面がうっすら見えた。何か話したい、何でもいいから話したい。

「飛行機が故障したの。もう海が見えるわ。不時着するの。生きてたらあなたとずっと一緒に歩んでいきたい」と書き送る。ひとりでに涙が溢れる。ここに至って初めて太一を深く愛しているのがわかった。涙が携帯のボタンを伝い落ちる。

恐怖で再び電話するが呼び出し音だけで留守録に切り替わる。

「・・・・ありがとう・・」

他に言葉が浮かばないまま切れずにいた。自動的に電話は切れる。
窓を見たら海面がハッキリと見える。あと数分ぐらい。

最後になるであろうメールを送る。
「あたしが死んでも笑顔で会って。寂しくないようにあのメールしたから。優しい太一が大好きだから」

もっと話したくてもう一通。

「ありがとう」

恐怖から窓はもう見れない。あゆみの震えてる手を真菜も強く握る。その手に涙がゆっくり流れ落ちた。

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by taicyan0402e | 2014-01-18 20:52 | 恋愛四季(小説) | Comments(4)

恋愛四季(自作小説)~ 夏 ~ ①

恋愛四季(春)へ
恋愛四季(秋)へ

恋愛四季-夏-


太一と真菜は幼なじみ。いつしか互いに「異性」として気になりながらも互いに告白するでもなくハタからは「恋人同士」のように見えていた。

高校まで同じだったが、太一は卒業後に小さな会社のソフトウェア技術者として、真菜は大学へと進んだ。

普段は電話とメールでの会話になってしまう。進路の違いからなかなか会えずにいた。週末に真菜が手料理を土産に掃除にやってきていた。そんな付き合いも高校の卒業からかれこれ二年ほどになる。

日々仕事に励んでいる太一との平穏な毎日に真菜は結婚を意識しはじめている。


母なる海は多くの生命を育んできた。天に帰る人の心を永遠に残すまでに。

この物語は人の心を復元したらどうなるかを小説にしたものである。


季節は夏。真菜は大学の夏休みで友人と旅行に来ていた。

この夏、二人にとって大きすぎる「事件」が起ころうとしていた・・・


‐フィクションであり名称など実在するものとは関係ありません‐


テーマ・恋愛四季


春のそよかぜ 私を包む

手を繋ぎ春の記念写真

夏は船から見える赤い地平線が好き

ずっといつまでも続くと思っていたのに

桜舞い散り 冷たい海水
枯れ葉舞い散り 凍える吐息

この海の下 私も舞い散る


秋の夕暮れ 私を包む

寄り添い 秋の記念写真

冬は静かに小さな真白舞う景色が好き

ずっといつまでも続くと思っていたのに

桜舞い散り 冷たい海水
枯れ葉舞い散り 凍える吐息

私も静かに小さく舞い散る


幸せの黄金のように輝く真紅の心

それが私の願い

桜舞い散り 冷たい海水
枯れ葉舞い散り 凍える吐息

この海の下 私も舞い散る


作詞:太ちゃん

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by taicyan0402e | 2014-01-17 14:28 | 恋愛四季(小説) | Comments(4)

恋愛四季(自作小説)~ 春 ~ ②

‐1年前‐

「パソコンばかりいじって。たまには掃除ぐらいしたらどうなの?」
などと真菜は言いながらも案外と楽しそうに窓を拭いている。

「真菜がやってくれるから僕はいつも心まで綺麗にされてるよ(笑)」

「心まで?? ぜんっぜん見えないなぁ?」

「そっか、バレたか?(笑)」

「アハハ(笑)」
真菜も笑い二人の合唱になった。

「ねぇ、ちょっときて」と真菜が呼ぶと太一も同じ視線の方向を見る。
「つくし・・・」
「可愛いよね。私みたい?(笑)」

「ハイハイさようでございますね?」

「あ~ひっど~い」

と、そこで太一の自作ソフトが知らせの音を鳴らした。
「ピー・・・」
ん?と画面を見ると真菜のパソコンよりメールが来たようだ。真菜にもソフトの運用テストを協力してもらっている。

「真菜、メールが来てるぞ?」



真菜のパソコンに入れた愛システムの「愛」からメールが来た。

「真菜ちゃんへ」
「外部知識(インターネット上の情報)学習中」

それを見た太一が
「ふむふむ。ネット上の情報を知識としてしまうことでユーザーが1から知識を組み立ててやる手間を省ける機能だよ。誰かさんと違って実に勤勉な『愛』だな?(笑)」

「ぶーっ、もう掃除してあげないんだから」と唇を尖らせた。

「ごめんね。いつもありがとう・・・チュッ」

「んん・・・」

「チュチュッ」

「ん・・」

唇を離し
「久しぶりにどこか行こうか?」

「珍しくデート誘ってくれるのね?」

「とっても綺麗で美人な真菜をたくさん見たいんだよ」

「まあ上げたり下げたり忙しいこと(笑)」
「どこいくの?」

「とりあえず公園でも行こうか」

「うん」

二人は支度を始めた。


‐公園‐

晴れていて風もなく小春日和といえる。公園に着いてベンチに二人座る。


「二人で昔よく遊んだっけ」

「そうね」

「そいや砂をかけたら泣いたなぁ」

「あれ酷いわよ。目に入って痛かったんだから」

「ごめん」

「もういいわよ。昔のことだし」

「そか」

「たくさん優しくしてくれたら許したげる(笑)」

「まったくしっかりしてるよ(笑)」

「あはは(笑)」
二人で笑った。

「それっ」
太一はベンチから離れて滑り台へ向かう。

「この滑り台ってこんな小さなものだったんだなぁ」と滑り降りた。
「おいで」

真菜も来て登りだした。真菜でもさすがに小さな滑り台になっている。
「キャッ」
一瞬で下に着く。

「滑り台ぐらいでまったく可愛らしいなぁ」

「これでもレディだもん(笑)」

「はいはい(笑)」

次に太一はブランコの前に行く。
「真菜、座ってごらん?」

「うん・・やっぱり小さなものね」

「それだけ真菜のお尻が大きくなったってことだよ(笑)」

「もうエッチ!」

「あはは(笑)」
「じゃぁたまには写真でも・・・」

カシャッと携帯が鳴る。真菜にもメールで送る。



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by taicyan0402e | 2014-01-16 16:53 | 恋愛四季(小説) | Comments(4)

恋愛四季(自作小説)~ 春 ~ ①

恋愛四季(夏)へ
恋愛四季(秋)へ

恋愛四季-春-


ピコン!・・ギュ~ン・・・ピピピピ

基盤やらガラクタやらで散らかった部屋。そこに場違いなほど精巧な女性型ロボットが横たわり安富太一が起動させている。

「ついに、ついに完成したぞ!」
「長かった・・・」
「真菜、僕が見えるかい?」

開いたままの目で独り言のようにつぶやく。
「システムノ チェックチュウ」

「そかそか、ちょっと焦ったようだな」と頭を掻いた。

「ワタシハ アイ」
「マナデハ アリマセン」
「それは標準の名前だから後で変えておくよ。オリジナルの名前は『真菜』だから」

「タダイマ システムノ チェックチュウ・・ピピピ・・」
「シバラク オマチクダサイ・・」

太一は人工知能システムの研究中に知能と感情の組み合わせで「独自の意志」を可能にする発見をして高校在学中より独りで研究をやってきていた。
海難事故で失った恋人をコンピューターでの「復元」を決め、ついにコンピューター上から形のあるロボットへと造り上げた。



母なる海は多くの生命を育んできた。天に帰る人の心を永遠に残すまでに。

この物語は人の心を復元したらどうなるかを小説にしたものである。


愛システムで恋人を復元させたロボット‐真菜‐の起動時から物語は始まる。システムはパソコンからの無線通信でロボットを動かしている。


‐フィクションであり名称など実在するものとは関係ありません‐




テーマ:恋愛四季


春のそよかぜ 私を包む

手を繋ぎ春の記念写真

夏は船から見える赤い地平線が好き

ずっといつまでも続くと思っていたのに

桜舞い散り 冷たい海水
枯れ葉舞い散り 凍える吐息

この海の下 私も舞い散る


秋の夕暮れ 私を包む

寄り添い 秋の記念写真

冬は静かに小さな真白舞う景色が好き

ずっといつまでも続くと思っていたのに

桜舞い散り 冷たい海水
枯れ葉舞い散り 凍える吐息

私も静かに小さく舞い散る


幸せの黄金のように輝く真紅の心

それが私の願い

桜舞い散り 冷たい海水
枯れ葉舞い散り 凍える吐息

この海の下 私も舞い散る



作詞‐太ちゃん

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by taicyan0402e | 2014-01-16 16:50 | 恋愛四季(小説) | Comments(2)