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「小樽問答」とは、学会が宗門と和合時代に、日蓮宗と「法論」をしたもの
昔の学会教義の宝庫というしかないですね 昔の学会の雰囲気そのままです 当記事では本尊論が学べる部分について 辻 武寿 大正七年四月三日埼玉県に生る、昭和十三年東京府豊島師範学校卒業 昭和十五年七月入信、当時、創価学会青年部長・教学部教授・蒲田支部幹事。 のち公明党参議院議員、創価学会副会長・參議会議長。 この方が学会側代表しての部分から ▽▽▽ それはさておきまして私は身延山に一言いたしたい。 宗教で最も大事なことは本尊である。本尊とは、本尊とは「根本を尊敬する」ということであります。 しこうして日蓮大聖人は「末代悪世の凡夫は何物を何て本尊と定むべきや、答えていわく法華経の題目を以て本尊とすべきなり」。 明らかに御妙判に明言しておられるのであります。 ところが先日身延山へ行って驚きました。 まずお釈迦様の像があると思えば、日蓮大聖人の像もある。 七面山へ行けば七面大明神とか、七面天女とか申しまして、犬やら蛇やらえ体のわからないような畜生が祀ってある。 そのほか、稲荷が祀ってあるかと思えば大黒天が祀ってある。 餓鬼道も畜生界も修羅界も何でも構わず拝んでいるというのが現身延派の現状であります。 「法華経の題目を以て本尊とすべきなり」という日蓮大聖人に対する師敵対といわなくって何ということが出来ましょうか。 そうかと思えば三十種類もの色々のお守りがありまして、祠という祠、そういうところには至る所にお賽銭箱があって、信心なんかどうでもいい、賽銭さえ上ればいい。 これが身延派の現状なんだ。 経王殿の御書には、「鬼子母神、十羅刹女、法華経の題目を持つ者を守護すべしと見えたり」。 鬼子母神も、法華経をたもってこそ大聖人様の御本意である御曼荼羅を拝してこそ、自分の頭を割れようとも飛んできて守護するというのが鬼子母神の願いなんだ。 我々は鬼子母神の所へ行って何を頭を下げて拝む必要がある。我こそ大聖人様の子として弟子として、末法の法華経の行者として広宣流布のために邁進している時に、鬼子母神が飛んできて仕えるはずであります。 いわんや、畜生、龍神を拝むということは何事であるか。 開目抄において「諸宗本尊に迷えり」。 大聖人様は喝破せられております。 身延には身延には、定まった本尊がない。 日蓮大聖人様の、大聖人様の仰せられた本尊を拝んでいない。 釈迦を拝めとは誰がいったか。 ましてや丈六の劣応身、三藏経の劣応身を拝むということは大聖人様の意志にも反することである。 我々創価学会は大聖人様の御本意である弘安二年の十月十二日の本門戒壇の大御本尊様に向って、ただ一つの本尊に対して、心から帰依しているから功徳があるのであります。 この本尊雑乱に対して、身延山はいかに大聖人様にお答えするつもりでありましようか。 いかに創価学会に対して返答をするつもりであろうか。明らかなる返答を承りたいと思うのであります。 また、身延山は非常に貴いところである。尽未来際までも日蓮大聖人の魂がお棲みする所であるから身延は尊いのだ、とこう身延では主張するのであります。 しかし考えてもごらんなさい。何が何でも身延は尊いとは日蓮大聖人は仰せられてはおりませんよ。 「法妙なるがゆえに人貴く人貴きがゆえに処貴し」。 妙法が、清らかな妙法が続いてこそ身延山も貴かったのでありますけれども、今このように鬼子母神や龍神や大黒天や稲荷を祀っていたならば、たとえ大聖人様の御魂があるとしても、そこを捨て去るのが当然の結果だと思います。 また「かかる不思議なる法華経の行者の住所なれば、いかでか霊山浄土に劣るべき」と。 霊山浄土は大聖人様の御本懐である本門戒壇の大御本尊様のおわせる富士大石寺こそ本当の霊山浄土でなくて、どこに霊山浄土がありましょうか。 拝む本尊が貴ければその本尊が感応してこちらに功徳が出るのであります。 稲荷を拝めばピョンピョン飛びまわる。 蛇を拝めばのた打ちまわる。 犬を拝めば匂いが強くなるけれども畜生道に堕ちるのだ。 身延山こそ師敵対大謗法の棲み家であります。 また身延山ではいろいろな荒行をする。水をかぶったり祈祷をしたり、そういうことは大聖人様が許されたでありましょうか。 「利根と通力とには依るべからず」又荒行するなんて外道のやる、バラモンのやることです。 大聖人様の教えは、ただ御本尊様に向って南無妙法蓮華経と唱え、朝に夕に方便品と寿量品を読誦するというのが大聖人様の仰せなんだ。 この清らかな仏法はただただ日蓮正宗にのみ伝わっておる仏法であり、他宗の窺い知れないところであります。 私は本尊雑乱ということを以て、徹底的に身延を爆撃する。 これに対して身延の明らかなる返ことを重ねて承わりたいと思います。
by taicyan0402e
| 2018-09-23 19:25
| 教義的
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