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フーテン学会員の独り言@歓喜の中の大歓喜編

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『自行』をやらず『行』だけやると?(本題・好転のキッカケ)

『自行』をやらず『行』だけやると?(前置き)へ


さて、この記事が今回の体験談の「ひとつの山場」になります。
状況が好転するハッキリとしたキッカケ部分というか。

工場長クラスの責任者からの指示による『ロコツなリストラ目的のイヤガラセ』というのが初日にすでに『直感』できていた。実際に『イヤガラセ』をしてる現場責任者はただ『忠実に仕事をこなしてるだけ』であって、本心で『イヤガラセ』を望んでいるわけではない、ということなんだけど。『異様な光景』と『ロコツなイヤガセ』で平常心を失ってる派遣社員には冷静な判断が困難な職場環境になってました。そんな中にあっても冷静に見れるだけの事柄がうまく重なって『福運』を積む、という事がどういうことかを実体験する機会になりました。

この直前の体験談記事は『ロコツなリストラ初日』となったわけですが、初日は僕へ『ロコツなイヤガラセ』があったものの、二日目は特に何もなく『異様な光景』の時間を過ごしただけで済みました。

作業終了後、『後釜』の人にいくつか言いました。社員さんならおそらく『ロコツなリストラ』の趣旨を聞いてるだろうから。

『僕はロクに作業ができないのに、班長(ラインの一定区画の現場責任者)はすごく丁寧に教えてくれて嬉しかったんですよ』
『だから感謝してるし、僕は派遣社員だから他へ行くだけでいいだけだけど、せめてお礼をしてから他へ行きたいんです』
『こんな事になってるのは現場責任者のせいじゃないです。一ヶ月ほど前に工場長が見回りに来たけど、現場責任者はただ忠実に仕事をこなしてるだけでむしろ工場長の被害者です。現場責任者に全責任をおっ被せて全部リスク丸投げしていったい何を考えているのかと思いますよ』

と、いう趣旨を言ったんです。おそらくこの事は現場責任者に告げるだろうから。
まぁ『言える最善』と感じるのはこれがやっとだから、後は『態度』で示すぐらいしかやりようがないけど。

翌日から僕は自分でも「尋常ではない形相」になってたのがわかるぐらいで『絶対にミスを出さない』ということと、『キズ』など何か不具合を見つけるようにしてました。どのみち『ただ突っ立ってるだけのフルタイム』なんて拷問でしかないからf^^;
退屈凌ぎにそういう感じで望んでしていました。

それから約二週間ほど経過した。
ある日に他の作業を言われた。
キズのついていやすい部分にビニールのシールを試験的に貼る、というのが加わったようで、組立工程の最後で僕にそのシールを剥がして欲しいとのこと。今から思えば、このタイミングではもう『早期リストラ対象』から外されていたのがわかります。でなければ他の作業をさせるなんて事は無いでしょうから。

けど、他で作業をするのに所属工程というか班長は同じ人が責任者のままなんです。
『他の作業』の場所では作業に限定した現場責任者という、なんだかよくわからない状態になったけれど。

二日ばかりは指示通りの『シールを剥がす作業』をそのままやっていましたが、別に難しい作業でもないから二日で完全に習熟しました。そうなると余裕の時間ができてしまうわけで、気持ち的には「たいくつ」になってしまった。それでいながらお礼をしたい気持ちもあったから、プラスして何かしようかと。

ラインは基本的にはラインの右側と左側で別れての作業ですが、僕がやってるのは元々は無かった『例外的作業』になっていて、両側に張られているシールを剥がすのが指示だけど、他にも『傷』を見つける作業も自主的にやりだした。ラインは『組立』の次は自動的に『検査』の工程になるのだけど、『検査』の直前で『シール剥がし』をしてるから、『傷』を発見すれば『検査』で発見された事にはならない。現場責任者としては『検査』で発見されるより途中で発見された方が『現場で処理できる』ことから、上層部への『印象』がマイナスになりにくい利点があるだろうから。こんな『縦割り』では不具合について上層部では『検査』で発見された内容ぐらいしか見てないであろうからね。

『傷チェック』まで自主的にやりだしたはいいものの、さすがにそうそう出るものじゃない。初日はゼロ。けど二日目に早速発見したから、現場責任者に知らせた。
それ以降は一日平均で一台ペースで『傷』を発見していた。
やはりというか、『検査工程前で発見』の効果が現場責任者には助かってるようで、いつの間にか『シール剥がし』よりむしろ『傷チェック』の方がメインになっていた。

『休憩中』はそれなりに和やかな雰囲気で、人数が多めの一定区画のようで、仲のいい人同士の『派閥』のようなのもあったけど。たぶん体験談の最後の記事で『再登場』する事になるけれど、『派遣社員』という同じ立場で作業をしてる人(Aさんとしますか)が、ある日の昼休憩時にグチを漏らしてた。

イヤガラセをする人(同僚)がいて嫌だと。たぶんその『嫌』という相手に聞こえるように言ってる、と直感したけど。僕も同じくは感じていたから。今ならわかるけど『抜苦与楽』になるものを話した。

『人間関係の得意な人は営業職をやるんだろうし、工場にはなかなかそういう人は来にくいだろうね。人間関係には苦手な人が集まりやすいだろうから、いちいち気にしてたら仕事もできなくなるよ?』

『それに、嫌な人をマイナスの存在にしてるより、良好な関係にしておくのも仕事だと思うよ?』と。妙に納得したようで、聞いていた社員さんとか同僚の数人も口には出さなかったけど妙に納得していた様子だった。


こんな感じで、この作業を11月辺りまでやっていた。
そして次の体験談記事で内容や様子を書くけれど、これがこの工場での『最後の仕事』になったものがあるのだけど、これは『現場責任者』でできる範囲の『お礼』と僕は今は感じてます。『ボーナス』をくれたようなものだから。


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by taicyan0402e | 2014-04-02 10:19 | 体験関連
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